-
2025年11月総合コラム:「特許審査の質についてのユーザー評価調査報告書」(特許庁)
特許庁は、「令和7年度特許審査の質についてのユーザー評価調査報告書」を取りまとめました。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/user/document/2025-tokkyo/2025-tokkyo.pdf
同調査は、特許審査に対するユーザー(出願人や権利を行使される第三者等)のニーズの把握などを目的に、特許審査・国際調査など全般の質について「満足」、「比較的満足」、「普通」、「比較的不満」、「不満」の5段階で評価した結果を取りまとめたものです。
報告書によると、国内出願における特許審査全般の質についての評価(全体評価)は、上位評価割合(「満足」「比較的満足」の評価割合)が60.7%、「普通」以上の評価の割合が95.7%でした。PCT出願における国際調査等全般の質についての評価(全体評価)は、上位評価割合が59.1%、「普通」以上の評価の割合が96.8%でした。
特許庁は、分析の結果、国内出願において、「判断の均質性」、「第29条第2項(進歩性)の判断の均質性」の項目が全体評価への影響が大きく、かつ相対的な評価が低いため、これらを優先的に取り組むべき項目と設定しました。
<判断の均質性>
「上位評価割合」(「満足」「比較的満足」)は45.1%、「普通」以上の評価割合は88.1%。
<「第29条第2項(進歩性)の判断の均質性」>
「上位評価割合」(「満足」「比較的満足」)が41.8%、「普通」以上の評価割合が84.2%
(注意)本コラムは、理解のしやすさを最優先に作成していますので、法律的な正確性はありません。本コラムのアドバイスを参考にする際の責任で追いかねますのでご了承ください。
本コラムの著作権は、知的財産管理センターを運営する株式会社ブライナに帰属しますので、無断転載を禁止致します。






