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2026年6月総合コラム:欧州への特許出願件数が過去最多(欧州特許庁)
欧州特許庁(EPO)は、特許出願統計および技術動向をまとめた「Technology Dashboard (旧Patent Index)2025」を公表しました。
https://link.epo.org/web/about-us/statistics/en-technology-dashboard-2025-at-a-glance.pdf
それによると、2025年に欧州特許庁(EPO)への特許出願件数は、過去最多の201,974件(前年比+1.4%)に達し、初めて20万件を突破しました。
出願人を地域別にみると、EPC(欧州特許条約)加盟国からの出願が全体の約42.9%を占め、最大のシェアとなっています。アジア勢のシェアは約28.5%で、その内訳は中国が約10.9%、日本が約10.5%、韓国が約7.1%です。
主な出願国をみると、1位:米国(47,008件)、2位:ドイツ(24,476件)、3位:中国(22,031件)、4位:日本(21,304件)、5位:韓国(14,355件)となっています。
2025年のEPOによる特許の総付与件数は前年の109,524件から119,756件へと増加(約9.4%増)しました。
また、単一効特許(Unitary Patent)の請求率も上昇し、前年の25.6%から28.7%(34,357件)となりました。2023年に開始された単一効特許は、欧州特許庁(EPO)が付与した欧州特許に「単一効」を付与することで、欧州単一効特許制度に参加している加盟国に対して、単一の効力を有する一つの特許権を与えるものです。国ごとに登録・維持手続を行う必要がなく、参加国で統一的な効力と紛争解決(統一特許裁判所)を特徴とします。
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